久しぶりのブログ投稿です。
一般に、ジョーティシュはインド占星術、と言われることが多いです。
いわゆる「占い」の類に属しているということです。
確かに、自分の生まれた瞬間の天空の配置によってホロスコープが作成され、それを丹念に読み解くことで人生の様々なことが分かるわけですから、占星術と呼ぶことはふさわしいのでしょう。
しかしながら僕は、ジョーティシュは、いわゆる「占い」というものとは別のとらえ方をしています。
それは、単なる現世においての未来予測だけではなく、「自分は、なぜ生まれてきたのか」という、多くの方が悩みの種とすることが多いこの点において、明快な解を出すことができるからです。
恋愛や結婚、仕事の成功など、身近なテーマとして親しみのあることについて、もちろん正確な予測を出すことは可能です。
可能というよりはむしろ、その正確さに定評があるのがジョーティシュです。
しかし僕が大切にしたいのは、それらの人生の様々な出来事が、「なぜ」起こるのか、「いつ」起こるのか、「どのように」起こるのか。
そして、そもそも「自分は、なぜ生まれてきたのか」「どのように生きていくべきなのか」について、明確に示すことができるということです。
人はみな何かをするために生まれてきます。
言い換えると、それにそって生きていくことが求められているとも言えます。
これを「天命」と言い、ジョーティシュでは「ダルマ」と言います。
この「ダルマ」を知ることができるという点で、いわゆる「占い」とは別のとらえ方をしているわけです。
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